フィジー共和国基本情報!〜フィジーってどこ?発展途上国って本当?首都は?〜

フィジー基本情報
文化

格安留学で話題の「フィジー共和国」。日本人にはまだまだ聞きなれない国ですが、今回はそんなフィジー共和国の紹介をしていきます!

フィジー共和国基本情報


正式名称:フィジー共和国(REPUBLIC OF FIJI)
公用語:英語、フィジー語、ヒンドゥースターニー語
首都:スバ(SUVA)
面積:約18,274㎢ 通貨:フィジードル

フィジー共和国は、オセアニア州に属するフィジー諸島からなる国家です。
その島の数はなんと330!しかし、そのほとんどは小さな離島です。 国土は全ての島を合わせて約18,274㎢。日本の四国と同じ規模です。 首都のスバがある本島はビチ・レブ島。車があれば10時間ほどで一周できてしまうくらいの大きさです。

弊社語学学校と高校留学のFree Bird InstituteとBa Provincial Free Bird Instituteは、この島の西側LautokaとNadiという街にあります。 人口は約85万人で、フィジー系が約57%、インド系が約38%、残りをロツマ人やヨーロッパ系・中国系が占めています。それぞれ母国語は違いますが、公用語である英語は国民の9割が話すことができます!

日本からのアクセスは、成田空港よりフィジーエアウェイズの直行便が毎週火曜日と金曜日、そして不定期ですが日曜日も飛んでおり、フライト時間は約9時間ですになっています。 時差は+3時間、サマータイム時には+4時間となります。気候は1年を通して温暖で、とても過ごしやすいです。 季節は雨季と乾季の2シーズン。12月~5月の雨季はサイクロンなども起きますが、6月~11月の乾季は毎日晴れで観光シーズンです。

フィジーは発展途上国?

フィジーは発展途上国です。日本ほど便利な国ではありません。
コンビニがないどころか、大抵のお店は18時には閉店します。サイクロンが上陸すれば断水や停電といったことも起こります。
クーラーも一般家庭にはありません。 不便かもしれませんが、慣れてしまえば不自由することはありません!

日が昇っているうちにスーパーで買い物をし、水を常備し普段から充電をしておく。1つ1つ生活習慣を合わせていけば問題ありません。ちなみに昼間は暑いですが、夜が暑くて寝苦しいことはそんなにありません。

日本では冬にあたる7〜8月は、半袖半ズボンでは寒い時もあるぐらいです。 日本と比べ不便でも、1つの経験だと割り切れば、楽しい生活が送れます!

フィジーの治安は?

治安は決して悪くはないです。
しかし、どこの国でも言えることですが、日本ほど安全ではないので注意しましょう。
現在外務省が発表している危険情報では、フィジーは都市部のみレベル1(十分注意してください)となっています。 1

(出典: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_076.html#ad-image-0)
フィジーは銃社会ではありません。
一般市民は日本と同様銃へのアクセスはありません。そのため、凶悪犯罪の類は少ないです。

そもそも国土が小さいので、犯罪を犯してもすぐに捕まります。
また、危険薬物が法律で厳しく規制されており、所持や使用に関して重罰が課されます。 もし滞在中に事件に巻き込まれてしまっても、大きな街にはTourist Policeという観光客のための警察がいます。丁寧に話を聞いてくれるので安心です。
しかし、だからといって日本での過ごし方をそのままフィジーですることはしてはいけません。他の日本以外の国でもそうですが、持ち物に関しては常に注意を払っていなければいけません。スリやひったくりといった軽犯罪に巻き込まれないように、貴重品の保管場所などには最新の注意を払いましょう。 また、フィジーは野犬が多いです。国立感染症研究所発表によるとフィジーでは狂犬病は確認されていません。しかし、破傷風などの危険はあるので、あらかじめ予防接種を済ませ、現地では野犬に近づかないようにしましょう。 普段より少し意識をすることで、安全に過ごすことができます。

本島のエリア紹介

1. Lautoka(ラウトカ)

空港からバスで40分ほどのLautokaは、本島で2番目に大きな街です。サトウキビの栽培や漁業で栄えた背景を持つ街で、多くの人で賑わっています!

 

街の中心にはTapoo Cityというショッピングモールがあり、多くの人が利用しています。

スーパーマーケットからフードコート、おみやげ屋さんまで揃っており、重宝すること間違いなしです。

 

道を挟んで反対側には小さなお店がたくさん並んでいます。民族衣装のブラシャツやスルなどが多く売られており、またローカルの飲食店では安い値段でお腹いっぱい食べることができます。ジムもこの通り沿いにあり、体を鍛えてからご飯を食べて買い物をして帰る、という学生も多いです。

 

海沿いにはベンチもたくさんあり、リラックスをするにはうってつけの環境です。ちなみにですが、Lautokaの海は泳げません・・・海を楽しむには、船で10分ほどのBekana島まで行く必要があります。

 

マーケットでは地元で採れた野菜や海産物が安く手に入ります。値切り交渉も可能なので、積極的に話しかけて値切り交渉をすることで英語力に磨きをかけることができます。

 

2. Nadi(ナンディ)

空港の1番近くの街のNadiは、観光客向けの都市として発展が著しいです。ホテルの数もさることながら、多くのお土産屋さんが立ち並び、さらには大型のショッピングモールも出店しています。Lautokaで足りないものはNadiまでくれば手に入ることも多いので、週末を利用して来る生徒も多いです。

Nadiから少し足を伸ばせば、フィジー最大のリゾート地Denarauに行くことができます!ここから出る船で離島に行ったり、フィジー唯一のHard Rock Caféで食事をとることなどもできますよ。

3. Suva(スバ)

Suvaは本島の東に位置するフィジーの首都です!中心部は先進国と錯覚するほど発展しています。5階建て以上の建物があるのもSuvaだけです。在フィジー日本大使館もここスバにあります。

Suva Marathonなどの国際的なイベントも催されるSuvaはLautokaやNadiと違い、お店も遅くまで開いていたりとなんだかフィジーっぽくない雰囲気も感じることができます。

ではなぜこの首都に空港がないのでしょう?

その答えは、Suvaの気候に問題があるからです。Suvaは1年の2/3以上の日が雨と言われるぐらい、雨の日が多い街です。そのため視界が悪く、空港は本島西側のNadiに作られました。

そんなSuvaですが、フィジー博物館や国会議事堂など屋内の観光スポットもあるので、行ってみる価値ありです!

まとめ

フィジー共和国情報はいかがでしたでしょうか?
観光で来るもよし、留学で来るもよし。フィジーを楽しむ際のお役に立てれば幸いです!

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