留学前に知っておきたい!世界一幸福度の高いフィジーの治安事情とは?

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世界一幸福度の高いフィジー!観光スポットが多く、海が綺麗で魅力的な場所!
今度の休暇にフィジーに行ってみたい!

そう思っている方も多くいるのではないでしょうか。

フィジーはリゾート地として多くの人から注目をされ続けており、観光業が盛んな国です。
そんなフィジーに行く前に現地の治安事情について知っておく必要があります。


滞在中に注意するべきことを理解し、安全対策をしっかりとった上でフィジーでの滞在を楽しみましょう!

フィジー国内の治安

外務省による危険レベル  レベル1(十分注意してください)

外務省が発出している危険情報(2020年7月31日時点)では、首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町及びバ町)に危険レベル1が出されており、他の地域に関しては危険レベルが解除されています。首都圏では、犯罪件数が減ってはいますが、窃盗、強盗、詐欺、暴行、家屋侵入の被害が報告されています。

 

危険・安全?他国と比べて

日本以上に安全ということはないのですが、他国に比べてフィジーは、殺人や犯罪がものすごく多いというわけではなく、比較的に治安が良い国です。人気の英語圏留学先であるフィジー、アメリカ、オーストラリア、イギリスの犯罪率を以下の表でまとめました。



表からも分かる通り、フィジーは留学で人気の国である他国と比べて犯罪率が低く、平和な国であると言えます。フィジーは、銃社会ではなく、重犯罪(殺人、強盗、強姦)が非常に少ない国です。

 

日本にいる時に比べて窃盗などの被害に遭わないように注意することが必要です。

日本人は狙われやすい?フィジー滞在中に注意するべきこと

日本人がフィジーにおいて犯罪に巻き込まれる可能性は非常に低いですが、念のために注意してほしいことを紹介します。特に以下の3つのことに注意してください。

スリやひったくり

スマートフォンや財布などの重要な物をポケットに入れたり、カバンの手を突っ込んですぐに届く場所に入れるとスリやひったくりの被害に遭ってしまう可能性があります。また、歩きスマホをしながら携帯に夢中になっていると、一瞬の隙をついてひったくりに遭ってしまうこともありますので注意してください。スリは、気づいたら無くなっていたというケースが多く、犯人を見つけることができずに盗られたものが一生返ってこない可能性が高くなってしまいます。

ぼったくり

フィジーにおいてぼったくりに遭うことは多くはありませんが、過去に被害に遭ってしまったケースがあります。特にタクシーではメーターのないものに乗り、支払いの際に高額を請求されるケースがありました。基本的にメーターのあるタクシーであれば、ぼったくりの被害がなく、150円〜300円の安さで帰ることができます。タクシーに乗る際は事前に料金を確認する、またメーターも正常に動いているのかを確認してください。

強盗

フィジーはコンビニがなく、ほとんどのお店が18時までに閉まってしまいます。また、街灯が日本に比べて少ないので暗い夜道を一人で歩いていると、過去には強盗に遭い金銭を要求されたというケースがありました。夕食を外で食べた際は、お店の人にタクシーを呼んでもらうことや人気の多い道路でタクシーを拾うなどして暗い夜道を歩かずにタクシーに乗ることをおすすめします!

日中は、人気の多い場所では強盗に遭うこともほとんどなく、安心して旅行や生活をすることができます。

危険な目に遭わないための6つの安全対策

夜道を一人で出歩かない

暗い道が多い中で夜道を歩くことをおすすめしません。宿舎及び家に帰るときは、メーター付きのタクシー(ほとんどの場所に行けます)を使うことをおすすめします。フィジーには交番がなく、街から離れたところに警察署があるため、困ったときに助けを求めることが難しいです。人気が多い道を通ることや友達と一緒に帰ることも安全対策としておすすめです。

メーター付きのタクシーに乗り、あらかじめ料金を聞くもしくは調べておく

メーター付きのタクシーの方がぼったくりされにくく、安心です。現在地から目的地までの距離とタクシーの相場をあらかじめ調べておき、乗車する際に運転手さんにどれくらいかかるかを確認することをおすすめします!運転手が乗る前の時点で高い値段を言ってきた場合は、降りて違うタクシーを探しましょう。フィジーで気に入ったタクシー運転手の電話番号を聞いて次回からはその運転手に迎えに来てもらうこともおすすめです。

危険なエリアには行かない

フィジーにおいて危険エリアが他国に比べて多いということはありませんが、ナイトクラブやパブには注意が必要です。ナイトクラブやパブでは、スリや薬物取引に巻き込まれる可能性もあり、気をつけなくてはいけません。危険なエリアを避けて行動することをおすすめします。

戸締り、荷物の施錠をしっかりする

日本でも同じことが言えますが、空き巣に入られたり、荷物を漁られたりしないように自分の部屋の戸締りは絶対にしましょう。荷物に関しても二重で施錠をし、中身が盗られることのないように心がける必要があります。たった一分でも目を離したりしたら盗まれる可能性があります。

大事なものはバックの奥に入れ、バックを確実に自分が見える前に背負う

ひったくりやスリに遭わないためにも他者が簡単に手が届く場所にスマホや財布を入れてはいけません。他国の事例ではありますが、後ろに背負っていたら、気づいたらカバンの一部が切られて中の物が盗まれているということもあり、自分の視野に入る位置でバッグを持つこともおすすめします。

現地の友達を積極的につくる

フィジーの国民は皆フレンドリーであり、気軽に接することができます。そのため、友達はつくろうとすればすぐにつくることができます。特によく行くお店や日本語学校の生徒たちとはすぐに仲良くなることができます。おすすめの場所を教えてもらったりして一緒に行動することをおすすめします。友達をつくれば、安心してフィジーで生活できるだけでなく、英語も上達することができ、一石二鳥です!

 

以上の6点を意識することで犯罪に巻き込まれたり、被害に遭う可能性は低くなります。知っていると知っていないでは大きな違いであり、現地に行った際は実践してみてください!

困ったときは

フィジーでは、街中に警察官が立っている時がありますが、決まった場所に常にいるわけではありません。
警察官がまわってこないエリアもあります。先ほども述べた通り、交番もなく、警察署も街から離れているのですぐに助けてはもらえません!

フィジー滞在中に何か困ったときは、フィジー現地の人に助けを求めましょう!
フィジーの国民は皆優しく、困ったときはすぐに助けてくれます。フィジーでは、助け合いの文化があり、何か困っていたり、助けを必要としている人に対しては他人であっても助けてくれます。

迷惑をかけたくないと考えたり、自分で解決するのではなく、積極的で優しい現地のフィジーの人たちに助けを求めましょう。 何か犯罪に巻き込まれたり、わからないことがあったら、在フィジー日本国大使館(や全国共通非常電話(クライムストッパーズ 917 消防車、救急車911)に電話して助けを求めてください。 被害に遭う前に自分自身で犯罪を予防し、注意しながら行動をしましょう!

まとめ

フィジーは犯罪が格段に多い国というわけではなく、治安は比較的良い国です。
テロへの警戒に対し、特別な注意喚起もありません。フィジーは犯罪が格段に多い国というわけではなく、治安は比較的良い国です。

テロへの警戒に対し、特別な注意喚起もありません。

日本人が何らかの犯罪被害に遭っているのは、防犯対策を怠った油断による窃盗や置き引き及び詐欺等であるとされています。
日本と同じ気分で何も対策をしていないとスリやひったくりなどの被害に遭ってしまいます。海外のどの国に行ってもそうですが、自分の身は自分で守らないといけません。

犯罪に巻き込まれたり、被害に遭ってしまうと楽しかった思い出も全て台無しになってしまいます。
被害に遭う前にまずは予防を徹底してください。 細心の注意を払いながら自然豊かなフィジーの旅を楽しんでください!

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