月の出動は1度のみ?フィジー国内の消防署に突撃訪問!

 

BULA☀
安いだけじゃない。「感動フィジー留学」インターンのMayumiです!

よく学生から「滞在期間が長くなるにつれて、やる事がない。ヒマだ!」という声を聞きます。やる事が無いなんて事はないハズです。せっかくフィジーに来たのだから日本では難しいけど、フィジーでは出来る事をしてみてはいかがでしょうか?という訳で今回は消防署を訪問しました。日本ですと消防署にフラーっと行くことは、そうそう無いですし、気軽に中を見学させてはくれませんよね?今回はフラーっと消防署に訪れフィジーの消防署はどんなものなのかを見て来ました

 

まずラウトカ消防署の位置ですがタウンの入り口、郵便局の横にあります。非常に小さいですし、なかなか気付かないかもしれません。消防署の外観はこんな感じです。フィジーで2番目の都市と言われている街の消防署とは思えないような規模ですよね。消火活動で使用する車両もはしご車等を含めて4台程度しかありません(写真撮影した時は出払っていたので1台しかありませんでした)。日本に比べるとどうなのかは正直、私にはわかりませんが、少ないような気がします。とは言え、いきなり「消防署の中の写真撮らせてよ。」と言っただけで中を見させてくれるところがフィジーらしくていいですよね。

 

まずは日本でいう所の「通信指令室」的な位置づけになるのでしょうか。通報を受けて、指令を出すCONROL ROOMの様子です。 以上です。ホントに小さいです。パソコンとプリンターが1台づつと電話が2台。設備は以上です。なんか消防指令室のイメージはモニターがいくつかもあって常になにがどこで起きている!とか把握しているイメージですが・・・すごい質素ですね。

 

消防署内部の設備を見ていきましょう。 まずはキッチンです。そうです消防署は24時間営業ですので、いつでも食事がとれるようキッチンがあります。キッチンの内部も非常にシンプルでガス台とオーブンと水道のみです。署員の1人がランチの準備をしています。この日のランチは「フライドポテト」との事です!がジャガイモの切り方がどーみてもフライドポテトっぽくはないのですが・・・。まぁ形はともかく揚げてしまえばフライドポテトで間違いはありませんね。

 

消防署は24時間営業。つまり夜勤もある訳ですが、やはり夜は眠たくなるものです。ですので仮眠室もしっかりと準備されてます。仮眠室の内部です。マットの上に布団を敷いただけのシンプルなスタイルです。フィジーの人は座りながら爆睡できますので、これだけ整っていれば問題ないでしょう。消防車両の車庫のところに防護服が掛けてあります。ヘルメット・防護服上下の3点セットが揃っていないのがチラホラ・・・。床には箱やらボンベやらロープが転がっています。日本だと上官に怒られそうな気がする。。。

 

この日の訓練は「煙で視界が悪い時を想定した救助活動」でした。視界をなくすために隊員達は目をタオルで覆います。2人1組で手を取り合い、合図をかけながら建物から脱出します。 その様子がこれです。普段仕事をしているとこだと建物の構造が頭に入っているので、視界がなくても行動はある程度とれそうな気がする・・・のは私でしょうか?裏庭は広々しており、とても気持ちがいいです。たまにここで放水訓練もしています。署員の制服が干されています。この手作り感溢れるブランコがいいですよね。乗ってみると気持ちがよく、ついつい長居してしまいます。

 

大きなコンテナがあったので覗いてみると・・・中にはゴミなのか業務で使用する物なのか分かりませんが、とりあえずゴチャゴチャしてます。まぁなんにせよ、もう少し整理整頓をしても良いのでは・・・。。

 

その後、夕方に「グランドへ訓練をしに行く」というのでついていってみると グランドでラグビーをしていました。これは訓練なのか?ただの遊びでは?ラグビーをして給料がもらえるのかぁ・・・とは思いましたが細かい事は考えない事にしましょう。 万が一に備えてすぐ出動できるよう防護服が消防車前に準備してあります。にしても消防車両でグランドまで移動しラグビーをするなんてホントにフィジー感がありますね。日本ですと消防車両で、少し寄り道した程度で住民から苦情がきますからねぇ。

 

いかがでしょうか。以上がラウトカ消防署の様子でした。日本に比べると何か、のほほんとした雰囲気がしますね。フィジーだからというのもあるかもしれませんが、一番大きな要因は火災などの事故件数が少ない事。だと思います。署員から聞いた話ですと火災件数は1件/月程度だそうです。どちらかと言えば交通事故の処理のほうが多いみたいですが、やはり日本に比べると圧倒的に出動機会は少ないです。ですので消防署自体の規模も小さいですし、グランドでラグビーなんかもできます。

となると、気になるのは昼間のように訓練のできない夜勤の時はなにをやっているのだろう?またラウトカには3階建て以上の建物がわずかにしかありません。ハシゴ車はいつ使うのか?等が気になる所です。が今回はいきなりの訪問でしたので、この質問は出来ませんでしたが、誰かがいつの日か聞きに行ってくれる事に期待しましょう。

 

今回は事前アポ無で訪問したのでこの程度の内容でしたが、事前にアポをとっていれば色々話も聞けますし消防車での放水などの訓練体験もできます。また毎日ではありませんが、しょっちゅう夕方くらいに署員達が署でバレーもやっていますので一緒にプレーをするのも良いと思います。消防署訪問は署員たちとの良い交流機会ですし、英語の勉強にもなると思いますので、ぜひ1度は訪問してみて下さい。

 

留学費用を安くおさえながら感動の留学生活を送りたい方は、ぜひフィジー留学へ!ではまた
MOCE SO TA TALE(また会いましょう)