FIJIにおけるコロナの影響と現状

 

BULA☀
安いだけじゃない。「感動フィジー留学」インターンのMayumiです!

※当記事は2020年7月3日までに執筆しました

皆さんご存じの通り、今世界はコロナウイルスの影響で何と言えばいいのか分かりませんが、未だかつてないと言っても過言ではないくらい大変な事になっています。ここFIJIでも例外ではなくコロナ患者が確認され、各国同様様々な制限が敷かれました。7月3日現在、FIJIのコロナ患者は全員回復し患者数は0人となっています。とは言えコロナ前の生活に完全には戻ってはいません。

※7月6日にインドからの帰国者にコロナ感染者が確認されましたが、帰国後の隔離期間での発症のため、感染のリスクは極めて低いとの日本大使館からの情報を受けております

今回は現在のFIJIの状況をお伝えします。

まずはFIJIでのコロナ発生の流れをまとめます。

3/18に初めてのコロナ感染者を確認。感染者がラウトカ在住の方だったので翌日3/19にはラウトカが都市封鎖され外部との行き来が全くとれない状況となった(ラウトカはキャンパスがあり私が滞在している街です)。また、学校やレストラン等の商業施設もすべて休業、外出も制限され8pm以降は外出禁止となり逮捕者もでるほどでした。このFIJI政府のスピード感にはビックリしました。

4月上旬にはラウトカの都市封鎖が解除されレストラン等は営業を再開、バス等も通常通り運航を開始したのである程度は普通の生活に戻ってきた事を感じる事はできました。また外出禁止時間も10pmからとなり、制限が少しではあるが緩和さました。

さらに、6月の下旬からは外出禁止時間が11pmから翌朝4amまでと普段の生活にはほとんど支障がない限定的な制限となりました。

まずは街の様子からお伝えします。

昼間の様子はコロナ以前と変わりありません。街は、人や車で賑わっています。

写真を見てお気づきでしょうか?マスクをしている人は1人もいません。もともとFIJIではマスクをする習慣はなく、コロナ発生当初は3割くらいの人はマスクをしていましたが、コロナ患者が0となった今では誰もしていません。

ラウトカマーケットです。ここはラウトカバスステーション横にあるラウトカで1番大きなマーケットです。写真のよう店も沢山でており買い物客もいます。ここもコロナ前と変わらない雰囲気が出ています。

続いてはマーケット外のバスステーションの様子です。ここもコロナ前と変わらないバスの運行状況・乗客数・賑わいも戻ってきています。普通にバスを使って出かける事ができます。が、11pm以降は外出禁止ですので夜のバスは一部を除き運航は止まっています。

続いては未だに再開していないもの紹介します。未だに制限がかかっているのは①映画館②ジム③バー・クラブ④公立学校⑤グランドでのスポーツ⑥20人以上が集まる集会等です。

※6月下旬より制限が限定的となり、映画館は一部上映を再開、ジムや公立学校、スポーツなどは感染予防に注意しながら再開をしています。バー・クラブは再開しておらず、集会は100人までとなっています

映画館はこのようにまだ開館・上映はされていません。(写真のパっと見はオープンしてますが上映はしてません。)COMING  SOONの告知は5月上映予定だったものが上映される事なく、ポスターだけがそのまま残っています。やはり映画館もさすがに3カ月近く上映が出来ないとなると経営面のダメージがキツイのか、苦肉の策でジュースやポップコーン等の売店コーナーのみ営業しています。がやはりポップコーンは映画を観ながら食べるからこそ美味しいのであってポップコーンだけを買いに来るというお客さんはあまりいないようですね。

次はジムです。 ジムもこのように3月からずーっと扉が閉められています。

ラウトカの海沿いにあるラウトカクラブです。コロナ前は多くの客で賑わっていたこのお店も今は営業はしておらず、看板もボロボロになってしまい、まるで廃墟のようになっています。

 

ラウトカの聖地「ゴルフクラブ」も営業時間短縮を余儀なくされており昼のみの営業しかしていません。一応営業はしているもの、人影は全然なく非常に寂しいです。

 

コロナ前は多くの現地人がラグビーやサッカーをやっていたグランドも人が全然いません。賑わっていたあの頃が懐かしく感じます。

学校も閉鎖しています。いつもは子供達の楽しそうな声が聞こえてくる校庭にも生徒はおらずシーンとしています。

またコロナ対策の取り組みとして銀行では一度に店内に入れる人数が制限されています。また人との距離も2mあけるように並ばなければいけません。そして店内に入る前に体温測定をしています。FIJIは適当そうに見えて実はしっかりとコロナ対策をしています。警備員の目がすごい真剣です。また一部の飲食店のレジではこのようなシールドが設置されています。これは効果があるのかな・・・?

 

紹介したとおり一部の施設はまだ閉鎖が続いている状態ですが、FIJIにおけるコロナの影響も各国とほとんど同じで日常生活における影響は少なくなっています。

国際線のフライト状況は基本的にはFIJI唯一の国際空港、ナンディ空港は閉鎖しており臨時便等があるときのみオープンします。ですので国際線の定期運航は未だに0です。が7月からオークランド便が1便/週で再開される事となり、ようやく国際線再開の第一歩が踏み出されようとしています。

発展途上国であるFIJIでコロナ・・と考えると怖いイメージですが、実は意外としっかり対策がうたれています。その甲斐あってか最初にも述べましたが現在FIJIでは世界ではめずらしいコロナ患者0の国です。ですので実はコロナ感染リスクは非常に少なく、コロナ状況下の今でも何不自由なく快適に暮らせます。今は自国を飛び出して出掛ける事のできる状況ではありませんがコロナの状況が改善された頃にはFIJIを訪れるのも良いのではないでしょうか?

留学費用を安くおさえながら感動の留学生活を送りたい方は、ぜひフィジー留学へ!ではまた
MOCE SO TA TALE(また会いましょう)