【日本=給料安いは嘘?】カナダで働いた体験談をもとに解説!

  • 「日本は海外に比べて給料安いって本当?」
  • 「日本と海外で給料はどれくらいちがう?」

 

このように、日本と海外の給料のちがいについて気になる方は多いのではないでしょうか?

 

日本以外でも働くという選択肢ができる今、海外の方が日本より稼げるという話を聞くこともふえました。

 

私がカナダで働いた経験上、海外の方が給料が高く稼げる傾向があるのは事実です。

 

  • 最低時給が日本よりも高い
  • 労働環境が良い

 

このような理由から、日本よりも働きやすいと思ったのが正直な感想です。

 

しかし、「日本の給料は安い」と言われても、本当にそうなのかと疑ってしまう人も多いでしょう。

 

よって、この記事では日本の給料が安い理由と、私が海外で働いた経験を紹介していきます。

日本=給料安いは嘘ではない?

結論、日本の給料が安いというのは本当です。

 

先進国と比べてみると、下記のようなデータがあります。

 

<先進国の1人あたりの実質賃金の推移(1991〜2019年)>

 

  • イギリス 1.48倍
  • アメリカ 1.41倍
  • フランス 1.34倍
  • ドイツ  1.34倍
  • 日本   1.05倍

 

このように、日本の賃金は過去30年間でほとんど給料が変わっていないのがわかります。

 

また、OECDによる主要国の「平均年収ランキング」では、2022年日本は38ヵ国中「21位」です。

 

【引用】:内閣官房「賃金・人的資本に関するデータ集」

 

日本の給料が安い理由

 

日本の給料が安い主な理由は、下記の3つです。

 

  1. 労働市場が不活発
  2. 労働生産性が低い
  3. 企業の利益率が低い

 

それぞれ、詳しくみていきましょう。

 

労働市場が不活発である

 

日本の労働市場の人手不足は、給料が安い理由の1つです。

 

帝国データバンクの調査によると、正社員の人手不足となっている会社は「51.4%」です。

 

人手不足による勤務時間の増加、休暇取得数が減るなど、日本の労働市場に影響を与えています。

 

【引用】:株式会社帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査」

 

労働生産性が低い

 

2022年の公益財団法人の調査によると、日本の労働生産性は、OECD加盟38か国中「23位」です。

 

日本の1時間当たりの労働生産性は「49.5ドル(5,086 円)」なのに対して、アメリカでは「80.5ドル(8,282 円)」となっています。

 

理由として、年功序列・IT化の遅れ・長時間労働の文化の定着などが考えられます。

 

【引用】:公益財団法人「労働生産性の国際比較 2021」

 

企業の利益率が低い

 

企業の利益率が低くなると、従業員がもらえる給料も安くなります。

 

The Global Economy.com」によると、2021年の日本の企業利益率の順位は136ヵ国中「125位」で企業利益率が世界的にみて低くなっています。

 

たとえば、日本では年功序列制度が主流ですが、アメリカでは会社の景気が悪くなると従業員を解雇するのはめずらしくはありません。

 

よって、企業利益率に合わせて従業員の調整をすることが、日本ではむずかしいといえるでしょう。

日本の給料が安いのに比べて、カナダはどう?【実体験】

私がカナダで働いた経験をもとに、日本と海外の給料のちがいを解説します。

 

結論、日本よりもカナダの方が給料はよかったです。

 

日本で社会人経験をしてからカナダにきましたが、「時給・働き方・待遇」など全て含めて、海外の方が働きやすいなと思いました。

 

たとえば、日本で働くと下記のようなことが多いです。

 

  • 残業しないと仕事が終わらない
  • 有給や仕事の休みが取りにくい
  • 給料は満足とはいえない

 

しかし、私がカナダで働いた経験上、このような不満は全くありませんでした。

 

海外での働き方の一例として、私のカナダでの仕事を解説していきます。

 

時給について

 

カナダのバンクーバー(BC州)の最低賃金は「16.75$」日本円で約「1700円」です。

 

日本の東京の最低時給「1,072円」と比べると、約1.7倍の高さです。

 

私がカナダで働いた化粧品販売店では、週4日勤務で、日本で働いていたときよりも稼ぐことができました。

 

また、飲食業の場合、時給の他に「チップ」が給与としてもらえるのが基本です。(※チップ:お客さんが飲食店でトータル金額の他にサービスに対して払うお金のこと)

 

基本、お客さんが会計に「10〜15%」チップを上乗せして払うので、飲食業で働く人にとっては給料の大幅を占めます。

 

働き方について

私が働いたカナダの会社は、休暇のサポートがかなりしっかりしていました。

  • 体調不良の休暇
  • バケーション休暇


留学生としてパートタイムで働いていたにも関わらず、上記の休暇の指定日数をしっかり取得させてもらいました。

 

また、フルタイム・パートタイム同士で上下関係を感じることがなく、仕事への取り組み方で評価がもらえる環境なこともよかったです。

残業について

カナダで働いていて、残業はほとんどありませんでした。

 

接客に時間がかかり退勤できないときも、マネージャーに「あなたはオフだから、別の子に変わってもらうね」と、優しく声をかけてもらえました。

 

日本では、時間が過ぎても仕事をしなければいけない圧力を感じていましたが、カナダではお客さんよりも働く人が尊重される印象を受けました。

日本=給料安いは嘘ではなく事実。今からできることは?

 

海外よりも日本の給料が安い傾向があることは、事実です。

 

  • 日本にいても給料が上がらない
  • どうにかお金を稼ぎたい

 

このように考える方は、英語力をあげて海外で稼ぐという選択肢があります。

 

昔は、「留学=お金がかかること」という認識でしたが、日本での給料が海外より安い今は、渡航先でお金をためながら留学をすることが可能です。

 

しかし、海外で通じる英語力なしに出稼ぎに行って仕事が見つかるわけではありません。

 

よって、海外で稼ぎたい人は、今から英語力をあげておくことをおすすめします。

 

【参考記事】:【出稼ぎにおすすめの国3選】どこの国で何の仕事が1番稼げる?英語力は?

 

英語力を真剣に身につける

 

日本よりも稼げる海外の環境で働きたいと思ったら、まずは英語力を身につけましょう。

 

英語を話せない状態で先に海外に来てしまうと、英語が相手に通じずに結局仕事が見つからないケースがあります。

 

また、仕事が見つかったとしても、相手に「この人は仕事ができない」と思われたら簡単に解雇されてしまいます。

 

よって、海外で稼ぎたい場合は、最低限の英語力は必要です。

海外へ出稼ぎする(ワーホリ)

 

海外で働くためには、「ワークビザ」と呼ばれるビザが必要になるのですが、国によって取得方法は少し異なります。

 

たとえばカナダでは、「ワーホリ・コープ留学」と呼ばれる留学方法が多いです。

 

「ワーホリ」は1年間カナダで働けるビザで、私も実際に利用して海外で働きました。

日本で給料が安くて不満なら、まずはフィジーで英語習得!

 

日本の安い給料に不満を感じているなら、海外出稼ぎを視野にいれた「フィジー語学留学」という選択肢もあります。

 

フィジーは、格安で語学留学できる数少ない国で、アメリカの約3分の1の費用で英語を学ぶことができます。

国民がフレンドリー

 

英語初心者がフィジー留学で英語がのびる秘密は、フレンドリーなフィジーの国民性にあります。

 

ゆっくりな英語でも、相手を思いやる文化があるフィジー人は耳を傾けてくれるので、英語を話すことが怖くなくなります。

 

物価が安い

 

フィジーは現地の物価が安く、生活費は1ヶ月約「2〜3万円」です。

 

たとえば、カナダでは現地の物価が日本の約1.5〜2倍するので、留学先での生活費もふまえた費用の準備をしなければいけません。

 

フィジーの物価は日本よりも少し安いくらいなので、現地での生活費を節約することができます。

 

長期で留学しても安い

 

フィジーは短期・長期ともに費用が安いので、英語力をしっかり伸ばす語学留学ができます。

 

フィジーの語学留学の費用は、1年間で約「150万円」です。(※含まれるもの:入学金、留学アレンジ料、滞在費、食費、空港到着時送迎、テキストレンタル料など)

 

私が通ったカナダの語学学校は、学費だけで月10万円以上かかりました。

 

【参考記事】:圧倒的な留学費用 - フィジー留学のフリーバード

 

日本=給料安いは嘘ではない。海外で活躍できる人材を目指そう!

 

世界的にみて日本の給料が安いのは事実ですが、今から海外で働くことを視野に入れた準備をすることはできます。

 

海外で働けると、日本よりも選択肢がふえて自分にあった会社も見つかりやすくなるでしょう。

 

ぜひ、弊社のフィジー留学での語学留学も視野に入れてみてください。

 

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