ワーホリすると人生が終わるって本当?ワーホリを成功させる方法

ワーキングホリデー
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「ワーホリをすると人生が終わる...」

「ワーホリはただの遊びなので、行く意味はない」

このようなワーキングホリデーに対するネガティブな意見を聞いた人もいるのではないでしょうか?

ワーホリは華やかで自由なイメージがあるものの、ワーホリへ行ったことを後悔する人が一定数いるのも事実です。一方で、ワーホリを機に新たな道・キャリアが開けた人や、満足のできる滞在ができた人ももちろんいます。

そこで本記事では、「ワーホリで人生が終わった」と感じる人の特徴やワーホリを成功させるポイントを紹介します。

「ワーホリで人生が終わった」と感じる人は本当にいるの?

結論、ワーホリを通して「人生が終わった」と感じる人は少なからずいます。

海外へ来たのに日本と同じような生活を送っていたり、ワーホリ中や帰国後のアルバイト・仕事がうまくいかなかったりした人は、「もう人生が終わった」と感じる人もいるようです。

その一方で、ワーホリを通して「人生が変わった」「新たなスタートが始まった」と感じる人もいます。

明確な目標を持って渡航していたり、現地でさまざまな挑戦・努力をした人は、ワーホリでの生活に満足している人が多い傾向です。

つまり「人生が終わった」などと後悔するかどうかは、あくまで本人次第だと言えます。

※参考記事:

ワーキングホリデーとは?制度や注意点をわかりやすく説明【2022年最新】

ワーキングホリデーの国選びはどうしたらいい?英語圏でオススメの国を紹介

ワーキングホリデーの費用はいくら?【2022年最新情報】

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「ワーホリで人生が終わった」と感じる人がいる理由

「ワーホリで人生が終わった」と感じる人がいるのはなぜでしょうか。

ワーホリへ行ったことを後悔しないためにも、以下2つのポイントを押さえておきましょう。

  • ワーホリの経験そのものはあまり評価されない
  • ワーホリで何をして、何を得たかが重要

ワーホリ経験そのものはあまり評価されない

「ワーホリの経験を進路やキャリア、転職活動に活かそう」と考えている人もいるでしょう。

しかし、ワーホリの経験そのものは就職活動・転職活動での採用時に評価されることはあまりありません。

大学生の場合は、休学して1年間ほどワーホリに行く選択肢もありますが、ワーホリでの海外経験があるだけで就活で有利になることはないでしょう。

今やワーホリや留学はごくごく当たり前となり、ただ海外に行った経験があるだけでは評価されなくなっています。

また、社会人の場合は採用の際に「ワーホリを通してただ海外で遊んできた人」と見なされる可能性があります。

会社によってはワーホリに対してマイナスな感情を持つ人がいることを、あらかじめ理解しておきましょう。

ワーホリで何をして何を得たかが重要

ワーホリに行ったという事実ではなく、「現地で何をして・何を得たか」が重要です。

例えば「ビジネスレベルの英語力を身につけた」「ワーホリ中に留学をし、ITスキルを磨いた」などがあると、帰国後に評価されやすいです。

一方、「現地の日本食レストランで英語を使わずに働いていた」などでは、就職活動や転職活動の際に不信感を抱かれてしまう恐れがあります。

ワーホリは自由度が高い制度だからこそ、何を得られるかは自分の努力や行動次第です。自分自身で生活をコントロールし、常に目標を持って過ごす必要があります。

※参考記事:メリットだけじゃないワーキングホリデー。デメリットと解消方法も知っておこう!

ワーホリを成功させる方法・マインド

「人生が終わった」と感じる人がいる一方で、「ワーホリに行ってよかった」と感じている人も多数存在します。

せっかくのワーホリを満足のいく滞在にするためにも、ワーホリを成功させる方法・マインドを把握しておきましょう。

  • 目的意識を明確に持つ
  • 海外に滞在するからこそできることに挑戦する
  • 自分以外の「何か」のせいにしない

目的意識を明確に持つ

まずは、ワーキングホリデーの目的を明確に持った上で渡航するようにしましょう。

ワーホリメーカーのなかには、明確な目的を持たず「時間もあるし、現地に行ってから考えよう」「とりあえずリフレッシュしたい」などと考えている人もいます。

しかし、目的を持たないまま現地で過ごしても得られるものは少なく、せっかくの機会を無駄にしてしまいます。

特に大きな挑戦もしないまま、あっという間に帰国日を迎えてしまう人も少なくありません。

渡航前に「何のためにワーホリをするのか」を自分のなかで定め、その目的を達成するために現地で何をするかも明確にしておくと良いでしょう。

海外に滞在するからこそできることに挑戦する

せっかくワーホリをするのであれば、日本でできることではなく、現地だからこそできることに挑戦しましょう。

一定の日本人のなかには、「日本人同士で過ごしていたほうが楽だから」という理由で日本人同士で固まってしまう人がいます。

「日本食レストランで働きつつ日本人とルームシェアをして暮らし、週末も日本人と過ごす」といった日本と変わらない生活をしている人もいるようです。

日本と同じような生活であれば自ずと滞在中に得られることも少なくなり、帰国後のキャリアや転職活動も難航するでしょう。

ワーホリを成功させるには、自分にとって多少困難なことでも行動をする姿勢、そして一度の失敗でも諦めず、反省・改善してチャレンジし続けられる精神力が必要です。

自分以外の「何か」のせいにしない

ワーホリ中に失敗したときや予定外の事態が起きたときには、自分以外のせいにするのではなく常に自責で考えるようにしましょう。

「ワーホリに行ったから、人生が終わった」という考え方も、まさに他責の発想です。

「ワーホリに行けば自動的に人生が変えられ、人生が成功する」と期待を寄せる人もいますが、決してそうではありません。

大切なのは「ワーホリという環境を使って、自分自身が何をするか」です。

何事も自己責任で行動できるなら、何か想定外のトラブルが起こっても自分のなかで反省し、自己成長につなげることができます。

ワーホリで得られることは?

1年間にわたって滞在して思い思いの過ごし方ができるワーホリでは、一般的に以下のようなものが得られます。

  • 英語力
  • 海外での生活・就業経験
  • 価値観が広がる

英語力

ワーキングホリデーは自身の英語力を伸ばせる絶好の機会です。

海外に行けば日本語を話す機会が少なくなり、自ずと英語でのコミュニケーションを取ることが増えます。

ただし、どこまで英語力が伸ばせるかは自分次第です。

日本語しか使わない環境に身を置けば、当然ながら英語を伸ばすのは難しいでしょう。

「英語を使う仕事に就く」「外国人と過ごす時間をできるだけ増やす」などの工夫が大切です。

英語力が上がるかどうかは、過ごし方・本人の努力によっても左右することを覚えておきましょう。

海外での生活・就業経験

ワーホリでは、海外で生活する・働くという貴重な経験ができます。

ワーホリは約1年の長期滞在ができるため、単なる短期の観光では味わえない、現地の生活習慣・文化を体験できます。

また、現地での就労が許可されているため、アルバイトをして収入を得たり、現地でしかできない仕事に挑戦したりすることも可能です。

現地で働くには就労ビザの取得が必要ですが、ワーホリではその必要がありません。

このように、ワーホリはアルバイトをして収入を得ながら、現地で自由に過ごせる絶好の機会です。

価値観が広がる

ワーホリでは、渡航前の自分では想像もつかない出会いや体験で溢れています。

新たな出会いや体験を通して自分の視野が広がり、今後自分がやりたいこと・目標が新たに見えてくるかもしれません。

ただし、なんとなく現地で過ごすだけでは価値観を動かすようなチャンスを得られません。

チャンスは自分で掴むものであるからこそ、現地でさまざまなことに挑戦する姿勢が大切です。

「ワーホリに行けば価値観が変わる」ではなく、自身の行動があってこそ視野が広がるということを忘れないようにしましょう。

 

まとめ:ワーホリで「人生が終わった..」と思うかは自分次第!

今回紹介した通り、「ワーホリで人生が終わった..」と後悔する人も一定数います。

しかし、ワーホリでの失敗は本人の事前準備や現地での過ごし方次第で防げるものです。

「ワーホリに行けば何か見つかるかも」などと曖昧な期待ではなく、渡航前に明確な目的を定めるようにしてください。

 

ワーホリは、旅をしたり働いたりしながら海外で長期滞在できる絶好の機会です。

 

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