南国フィジーで人気のスポーツ交流

フィジー基本情報
スポーツ

2019年に行われたラグビーワールドカップでは日本代表の大躍進に日本中が盛り上がり、ラグビーが大きく注目されるようになりました。
そんな日本で人気急上昇中のラグビーを国技としており、強豪国とされているのがフィジーです!古くからラグビー熱が高く、多くの国民がラグビーを好んでいます。

フィジーでは、ラグビー以外にもサッカー、バスケットボール、ネットボールなどが人気であり、多くの人が街中で遊んでいる姿が見受けられます。大人から子どもまで様々な人が民族や言語の壁を超えて仲良く一緒に遊んでいます。

今回の記事では、そんなフィジーで人気があり、多民族国家であるフィジーの国民を結束させているスポーツを紹介したいと思います。
フィジー滞在中に現地の人と一緒にプレーし、スポーツを通して多くの友達をつくってみてください!

フィジーとスポーツ

<フィジーにおけるスポーツ>

フィジーではスポーツが盛んであり、多くの国民がスポーツをしています。

数多くあるスポーツの中でも、コンタクトスポーツを好んでプレーしています。街中では、広場でラグビーやサッカーをプレーしている人が見られ、バスケットボールやネットボールの試合も各地で行われています。

<歴史>

フィジーで人気なスポーツは、主にイギリスによる植民地時代に導入されました。そして、同じオセアニア地域に属しているオーストラリアやニュージーランドの影響の下、発展してきました。特にラグビーやサッカーは、オーストラリアやニュージーランドへの遠征をきっかけに大きく発展し、多くの国際大会で優秀な成績を収めてきました。

<民族ごとの好み>

フィジーの国民の中でも民族によって好みも変わっており、インド系住民はサッカーを好んでプレーしているのに対し、フィジー系住民は身体的接触のあるラグビーを好んでいます。好むスポーツは違いますが、フィジー系住民とインド系住民が一緒のスポーツをプレーすることもあります。

 

スポーツを通して多民族国家であるフィジーは結束力が高まり、一つにまとまっています!

圧倒的人気!国民の4人に1人がプレーするラグビー

<フィジーにおけるラグビー人気ぶり>

多くの方がご存知のようにラグビーはフィジーの国技であり、多くの国民がプレーをしています。イギリスによって植民地化されていた1884年にフィジーにラグビーが伝来して以降ラグビーの競技人口は増えていき、総人口数約90万人のうち約4分の1である22万人がラグビーをプレーしています。同じラグビー強豪国であるイングランドや南アフリカは、人数こそフィジーより多く50万人を大きく超えていますが、総人口に対してラグビーをプレーしている人の割合は圧倒的にフィジーの方が大きいです。街中では至る所でラグビーの練習や試合が行われており、国民の生活の一部となっています。

<代表実績>

フィジーではラグビーが人気であるだけでなく、代表チームの強化にも成功しています。恵まれた体格を生かしながら、フィジアンマジックと呼ばれている自由奔放にパスをつないで変幻自在にグランド中を走り回る楽しいラグビーを展開しています。

 

15人制ラグビー(1チーム15人の選手でプレーするラグビー)

ワールドカップ出場9回 過去最高:ベスト8

現在の世界ランキング(2020年8月8日現在):11位

 

7人制ラグビー(1チーム7人の選手でプレーするラグビー)

ワールドカップ出場7回 過去最高:優勝(2回)

オリンピック2016年リオデジャネイロ大会 金メダル

現在の世界ランキング(2020年8月8日現在):1位

 

特に7人制ラグビーでは長年トップを守っており、世界最強国です。15人制ラグビーも力をつけてきており、ラグビー界においてフィジーは大きな存在感があります。

<フィジーにおけるラグビーの楽しみ方>

日本では校庭にサッカーゴールがあるのに対してフィジーではラグビーのポールがあり、街中の原っぱにもラグビーのポールが設置されています。フィジーでは、遊びでもラグビーをプレーすることができる環境が整っているため、多くの国民は放課後や週末を利用してラグビーを楽しんでいます。年をとって体が動かなくなっても、ラグビーをプレーしている場所に集まり、観戦を楽しんでいます。テレビでもラグビーの試合中継をしており、時間関係なく家族みんなでラグビー観戦に熱中します。

フィジーで2番目に人気!インド系住民が多くプレーするサッカー

フィジーにおいてサッカーはもともとインド系住民のプレーするマイナースポーツでしたが、過去10年続けられた国際サッカー連盟によるフィジーに対する資金援助と健全なフィジーサッカー協会による運営努力が功を奏して現在ではフィジー全体で人気のあるスポーツとなりました。現在では、フィジー国内における2番目に人気のスポーツとされています。(一位 男子:ラグビー 女子:ネットボール)

<フィジーのサッカー環境

街中の広場ではラグビーだけではなく、サッカーをプレーする子どもたちも多くおり、フィジーにおけるサッカーの人気ぶりが表されています。日本の多くが土のグランドであるのに対し、フィジーは芝のグランドもあり、優れた環境でサッカーをプレーすることができます。

<代表実績>

フィジー代表は一度もワールドカップに出場することができていませんが、2010年のワールドカップ予選ではオセアニアで強豪とされているニュージーランドに勝利するなど近年急成長を遂げています。2016年には歴史上初めてオリンピックに出場することができ、フィジーのサッカーの歴史が変わりつつあります。

<歴史>

イギリスによる植民地時代にフィジーに労働者として入植したインド人によって盛んにプレーされたのがサッカーです。1930年代にはインド系住民によってサッカー協会が創設され、1960年代はじめに国民的統合の動き(当時民族同士で激しく対立)を受けて「フィジーインディアンサッカー協会」から「フィジーサッカー協会」に変更されました。その頃からアジア系の国民以外(主にフィジー系)でも代表としてプレーすることができ,現在のフィジー代表選手の7割をフィジー系の選手が占めるようになりました。現在は、インド系住民とフィジー系住民が共に協力をしながらサッカー協会を運営し、国際サッカー連盟による支援を受けながらサッカーの競技人口を増加させています。


近年人気拡大!気軽に友達とプレーできるバスケットボール

 

八村塁選手の活躍、21年ぶりの自力でのW杯出場など日本においてバスケットボールが大きな注目を浴びました。 そしてフィジーにおいても、近年バスケットボールは急激に人気が出てきています! 以前のフィジーでは、バスケットボールは人気がなく、国全体でバスケットボールコートが数個しかありませんでした。しかし、近年はフィジーバスケットボール協会の労力とオーストラリア政府の支援により、バスケットボールをフィジーにおいて人気にしようとする取り組みが行われています。多くの学校では、バスケットボールコートが設置され、生徒に対してバスケットボール用具(ボールや靴)が提供されるようになりました。バスケットボールに触れる機会が増えたことで人気も高まり、街ではバスケットボールコートで大人や子どもが混じりながらバスケットボールをプレーしている姿が見受けられます。

おすすめ!

フィジーでの留学中に街にあるバスケットボールコートに行くことをおすすめします! 初見の人でもフィジーの現地の人は仲間に入れてくれ、一緒にバスケットボールをプレーすることができます。 国籍の壁を超えて現地の人と仲良くなり、友達づくりの場としてもバスケットボールを活用しましょう。英語力も向上させることができます!

フィジー女性の多くがプレーするネットボール

フィジーにいる女性が最も多くプレーしているとされるスポーツがネットボールです。
男性のラグビー人気に匹敵するほど、女性の間で人気なスポーツです。1970年代からフィジーで人気となり、代表チームも結成されました。

南太平洋諸国が参加する総合競技大会(パシフィック・ゲームズ)では過去に金メダルを2回取ったことがあり、代表チームは着々と強化されています。 首都スヴァ市にあるナショナルスタジアムの各施設では毎日ネットボールの試合が行われており、試合を見ることができる機会は多くあります。

「ネットボールとは何のスポーツ?」と疑問に思った方もいると思うのでネットボールについて簡単に紹介します!

ネットボールとは....

1890年代に女性向けバスケットボールとしてイギリスで誕生したスポーツです。相手のゴールまでドリブルを一切せずにパスのみでつなぎ、最後は相手のゴールへシュートをして得点を競います。選手同士の激しい接触がなく、比較的安全なスポーツです。

 

ルール

・1クォーター15分で、クォーター間レストは3分、ハーフタイムは5分です

・コートが大きく3つに分けられ、自分がいるコート以外への移動は禁止です(選手は動く範囲を示すゼッケンをつけてプレーします)

・基本はパスとシュートのみで、ドリブルすることができません(ボールを持って二歩までステップすることができます)

・ゴールサークル内から決めたシュートを1点とします(バスケットボールの場合は2点もしくは3点)

・守備の時は相手のボールを持つ選手に対して身体接触することは禁止です

・相手からボールを奪うには相手がパスをしたボールを遮る必要があります(身体接触が禁止であるため、ボールを持っている人から強奪は禁止です)

・ボール保持者は3秒以上保持してはいけません  

(参考:日本ネットボール協会

ルールは基本的にバスケットボールと同じで体格の差を気にせずにプレーをすることができます。ネットボールはドリブルと接触がないバスケットボールとも言われています。

初めはわからなくてもフィジーの現地の人が丁寧に教えてくれますし、プレーしていくうちにルールを理解することができます。日本でネットボールを経験する機会は少ないと思いますし、新しい挑戦としてフィジーでネットボールをおすすめします!


著作権者:Jess & Peter  ライセンス:Creative Commons Attribution 2.0 Generic 

まとめ

フィジーはラグビーの国であると認識されている方も多いとは思いますが、近年はラグビー以外のスポーツも強化されており、人気を集めています。今回は、特に人気のスポーツであるラグビー、サッカー、バスケットボール、ネットボールに焦点をあてましたが、他のスポーツもフィジーの街中で体験もしくは見学することができます。

留学中に友達を増やしたい、英語をさらに向上させたいと思う皆さん!

フィジーには、知らない者同士であってもすぐにスポーツを通して仲良くなることができる環境が整っています。 ぜひフィジーでスポーツを体験して、充実した留学生活を送ってください!

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