フィジーのインフラは整っている?道路・水道・電気事情を紹介!

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発展途上国のフィジー。基本的なインフラは整っていますが、日本水準からするとまだまだです。そんなフィジーのインフラ状況をご紹介します!

フィジーのインフラ

以前のコラムで通信事情交通事情はご説明しました。

今回は、さらに生活に根ざした部分である道路・水道・電気についてご紹介していきます。

道路事情

フィジーの道路は、年々舗装範囲が広がっており、今では生活で使う範囲は大抵舗装されています。

島をぐるっと半周しているクイーンズロード(下半分)とキングスロード(上半分)だけでなく、街の道路はちゃんと舗装されています。

ただ、舗装されているとはいえ毎年サイクロンがくるというお国柄、破損している部分も多々見受けられます。
窪んでいたりボコボコしている場所がよくあります。レンタカーを借りて運転する際には、十分に気をつけましょう。

スピードを落として運転しないと、車体を傷めてしまうことになります。 また、クイーンズロードやキングスロード沿いには、村が点在しています。そういった村の前を通過する区間は、スピード規制が変わります。

村の方が道路を横断する際には必ず譲りましょう。 そういった区間の入り口付近にはバンプと呼ばれる、車の底を擦らない程度の突起が用意されています。かなりスピードを落として通過しないと、車体が浮いたり破損につながる可能性もあります。

村がない区間でも、オービスが設置されていたり、警察がパトロールしています。木々以外何もない区間なのでスピードを出したくなるかもしれませんが、きちんとスピード規制は守りましょう。 ちなみに、フィジーのスピード表記は日本と同じkm/hです。

歩道

歩道に関しては、大きな街では整備されていますが、中心部を外れるとない場合がほとんどです。


フィジーは道路では車の方が立場が上なので、不用意に渡ろうとすると盛大にクラクションを鳴らされます。その場合悪いのは歩行者です。


もちろん道の端を歩く分には問題ありません。

ただ、道の端は草むらで、さらに溝になっている場合が多いです。雨上がりなど滑る場合がありますので注意しましょう。

横断したい場合は、横断歩道を探し、そこを横断しましょう。横断歩道では車が譲る規則になっています。

水道事情

フィジーでは、各家庭に水道が通っています。 フィジーの水道水は、飲むことができます。

筆者は1年間ほとんど水道水を飲んでいましたが、なんともありませんでした。

しかし、確実に安全というわけではありません。日本でもあるような浄水器が家庭に備えられているわけでもありません。
不安な方やお腹の弱い方は、一度沸かして飲むか、ミネラルウォーターを購入しましょう。
ミネラルウォーターは、有名なFiji Waterが500mlで4フィジードル(約200円)、安いもので1Lが1フィジードル(約50円)で売られています。安い水でもちゃんとしたミネラルウォーターなのでご安心ください。

また、大雨の後や近所の水道管工事の前後には、水が濁っていることがあります。 そういった際は、フィジー人でも飲まないので、普段水道水を飲んでいる方もミネラルウォーターを買いましょう。 工事の予定や水質に問題が生じた場合は、近所のフィジー人が知っていたり水道局ホームページでアナウンスされたりしますので、要チェックです。 ただ、基本的には口に入れただけでお腹を壊すといった可能性は低い水質なので、シャワーや歯磨きは安心して水道水でできます。

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