フィジーの英語になまりはあるのか?オンライン英会話で聞いてみた!

フィジー基本情報
発音

Bula! 皆さんこんにちは!
フリーバードでは先日、「One to One オンライン英会話」を始動しました。
このオンライン英会話では、日本にいながらフィジーの語学学校の先生と英語で話すことができるのですが、「実際、フィジーの英語ってどうなの?発音はきれいなの?」と疑問に思う方もおられると思います。
そこで、今回は私が実際に<Speaking>の授業を体験し、先生に直接フィジー英語のなまりについても伺ってみました!
フリーバードのオンライン英会話を受講してみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

フリーバードがオンライン英会話をはじめたわけ

世界一幸せな国といえども未だ発展途上国の1つでもあるフィジーでは、失業率の高さが社会問題にもなっています。私たちフリーバードは、15年以上もの実績を持ついわばフィジー留学のパイオニア的存在として日本の皆さんに手頃な留学を提供すると同時に、フィジーでの語学学校創設・運営を通してフィジーの雇用を支えてきました。 そんなフィジーですが、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を受け、観光客が急減し、フィジー留学の受け入れも休止している状態です。

このような状況の中、「大変な時だからこそ、フィジーの雇用を支えたい」、そんな思いで始まったのがこの「One to One オンライン英会話」なのです!!

 

コロナの影響で渡航できなくなってしまった方やフリーバードの語学学校卒業生はもちろん、フィジーの雰囲気を体験してみたいという方や英会話を始めてみたいという方にも向けてレッスンを提供しています。

オンライン英会話のレッスン内容

気になるレッスン内容はというと…

フリートーク形式の<Speaking>

聞き取り能力向上のための<Listening>

語彙力を鍛える<Vocabulary> 正しい文法を学ぶ

<Grammar> の計4種類のレッスンを<初級><中級><上級>の3レベルに分け、自分のやりたい内容を自分に合ったレベル別にZoom上で受講できるマンツーマンレッスンとなっています。各レベルの大まかな指標は以下の通りです。

 

<上級>・・・ビジネス英語や難しい英会話に取り組みたい方向け

<中級>・・・簡単な日常会話ができる方向け

<初級>・・・日常会話に自信がない・英語初心者向け

レッスンの時間は6:00〜14:00の時間帯のうち30分単位で受講が可能で、空きのある先生を自由に予約できます。
申込はコチラ) 今回私は、<上級><Speaking>にチャレンジしてみました!

<上級><Speaking>のレッスン内容とは?

今回レッスンを担当してくれたのは、Tika先生というインド系フィジアンの先生です。

レッスンではまず、Zoom上でちゃんと声が聞こえているのかの確認をしてから、簡単に自己紹介をします。 自己紹介の後、Tika先生はこのレッスンでの目標を提示してくれました。↓

(ほうほう、自分についてトークすれば良いのね、、、あ!文法が間違ってたら直してくれるのね、、、

でも何を話せば良いんだろう、、、??) …と思っていると、50問の質問リストが画面共有され、 Tika: “Pick one of these questions, and let’s talk about the topic you choose.” (先生:この質問の中から1つ選んで、それについて話しましょう!)とのこと。

質問リストは受講してからのお楽しみということで詳細はあえて載せませんが、「小さい頃好きだった場所」や「誕生日の思い出」など、主に自分自身の経験に基づいて話すことのできるトピックを提示してくれます。 このように、フリートーク形式とはいっても、ある程度話すことは用意されているようなので、時間いっぱいに英語を自由に話す自信がなくてもチャレンジできそうです!!

実際に話してみても、30分間話題に困って会話がストップするということはなく、会話の中で文法が間違っていたらちゃんと指摘してくれました。

私の英語はアメリカンアクセント?

そんな感じでレッスンを続けていると、突然、 Tika: “You speak American English!”  (先生:あなたの英語はアメリカンだね!)と言われました! 詳しく聞いてみると、Tika先生が以前担当していた日本人の生徒はアクセントが全然違ったのだとか。

私は小学生の時に英会話スクールに通っていたことがあるので、おそらくそれが要因かもしれない…と思いつつ、客観的に自分の喋っている英語がどんな英語なのかというのを考えたことがなかったので、自分のスピーキングの特徴を知れる良い機会となりました。

ちなみに、日本の英語教育(特に公立の学校)では、アメリカっぽい発音の英語を学ぶので、長年日本で教育を受けてきた方であればアメリカンアクセントが1番耳慣れした英語だと思います。

フィジーの英語になまりはあるの?

では、フィジーの英語には特徴的なアクセントはあるのでしょうか?気になったので、単刀直入に聞いてみました!

Me: “Are there any accents when people speak English in Fiji?” (私:フィジーの英語になまりはあるんですか?)

Tika: “English in Fiji is really original, not completely the same as American English or British English. It’s like mixing British and sometimes American.” (先生:フィジーの英語は独自の特徴があって、アメリカ英語と全く一緒ではないし、かといってイギリス英語とも完璧に一緒というわけでもない。

イギリスっぽい発音とアメリカ英語の発音が混ざったような感じかな。)

Me: “I see. I noticed people in Fiji don’t strongly pronounce the ‘r’ sound…… like British.” (私:そうなんですね〜。フィジーの人ってあんまり “r” の発音を強調しない印象ですが、それってイギリス英語に似てますよね!)

Tika: “Oh, that’s because Fiji had been colonized by Britain. In the past, people’s English was much like British, but it’s more mixed with American and Australian English now.”

(先生:あ〜、それはフィジーがイギリスの植民地だったから。昔(=植民地時代)はイギリス英語を話す人が多かったけど、今はアメリカやオーストラリア英語の特徴が入り混じってきてるよ。)  

なるほど!! 要するに、フィジーで話されている英語のベースはイギリス英語ではありますが、植民地時代から時は流れ、他の文化圏の人が流入してきたことによって、アメリカやオーストラリアなどの英語の特徴が混じり、フィジー独特の英語の特徴を形成しているのだそう。

また、「フィジー独特」とはいっても、フィジー英語にドぎついアクセントがあるというわけではないため、全く聞き取れないということはありません。

特に、語学学校の講師陣はフィジーの中でも綺麗で聞き取りやすい英語を話してくれます。強いて言うなら、フィジー英語は伸ばす音を短縮しがちという特徴がありますが、基本的にはイギリスやオーストラリア英語っぽいな〜という印象です。

フィジーを感じるオンライン英会話

いかがでしたでしょうか? 今回、Tika先生との<Speaking>のレッスンを通して、フィジーの英語には特定の「なまり」があるというよりは複数の国の言語の特徴が入り混じっているということを発見することができました!!

このように、あらかじめ英会話の話題を準備してくれる安心感を得られると共に、「テキストの枠を超えた学び」ができるのも<Speaking>の醍醐味です。 現在、オンライン英会話を担当している先生は常時4人おり、各先生また各回でレッスン内容は異なりますが、どの先生も受講生を笑顔で温かく迎え入れてくれます!

英語の上達のみならず、フィジー文化を英語で直接聞いてみたい方はぜひ1度チャレンジしてみてはいかがですか?

One to One オンライン英会話の申込はコチラから!

 

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