ラグビーワールドカップ開催記念!観戦編

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ラグビーワールドカップのプール戦で、惜しくもフィジー代表の敗退が決定してしまいました。しかし今大会を盛り上げたフィジー代表。そのフィジー代表の第3戦、ジョージア戦を観戦しましたので、その様子をご紹介です!

運命のジョージア戦

ラグビーワールドカップ初戦で強豪オーストラリアに惜敗し、2戦目のウルグアイ戦では格下相手に3点差で勝利を許してしまったフィジー。

プール戦を突破する条件として、絶対に負けられないのがこのジョージア戦でした。

ジョージア側としても、初戦強豪ウェールズとの試合を落とした手前、プール戦突破のために絶対に勝ちたいのがフィジー戦でした。

舞台は大阪の東大阪市花園ラグビー場。あいにくの天気でしたが、会場を埋め尽くすほどのファンが詰めかけていました。

アップ

試合開始30分前から、各チームのアップが始まりました。 アップは、フォワードとバックスそれぞれ別れて行なっていました。
(ラグビーのポジションについてはWikipediaをご参照ください) フォワードであり、今大会でワールドカップ初トライを挙げたPeceli Yato選手。スクラムやタックルといったフィジカルの強靭さを求められるフランカーのポジションで、オーストラリア戦でその実力を発揮しました。 しかし、その最中相手選手との接触により脳震盪を起こし、第2戦のウルグアイ戦では欠場していました。
それもあってか、アップに気合が入っています。 こちらはチームの司令塔であり、フィジー代表が誇る名キッカーのBen Volavola選手。

トライこそ今大会ではありませんでしたが、コンバージョンキックやペナルティーキックで今大会21得点を挙げた選手です。アップではディフェンスのアップをしていました。

チームの得点源であるバックスの練習では、ランニングやパスワークを中心にアップをします。

アップの後は、いよいよキックオフです。

キックオフ

フィジー代表によるCibi(ジンビ)の後、いよいよキックオフです。

こう着状態もつかの間、先制トライはフィジー代表!
コンバージョンもしっかりと決め、7点リードをとります。 その後ペナルティーゴールで3点を取られましたが、前半は7-3で折り返します。

後半は怒涛の攻め。1トライを取られますが、後半だけで6トライを重ねます!

結果は45-10。圧倒的です・・・! ウルグアイ戦の雪辱を晴らす形になりました。

ワールドカッププール戦敗退

 

ジョージア戦での快進撃で勢いに乗ったフィジー代表。世界の強豪ウェールズ相手に善戦をしますが惜敗し、ワールドカップを去ることとなりました。 ウェールズ戦後、肩を組んで歌う姿は世界に感動を届けました。

ベストメンバーで挑んだ今大会。

結果はプール戦敗退となってしまいましたが、今まで苦手と言われていたスクラムなどの集団プレーの成功率も高く、今後に大きな希望を残す大会でもありました。 次の舞台は2020年オリンピック。
前回覇者のフィジーから目を離せません! フィジー代表の紹介はぜひこちらの記事もご確認ください!

 

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