社会人で留学をしたい人必見!おすすめの国〜メリット・デメリットを紹介

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近年、社会人で留学に挑戦する人が増加傾向にあります。

語学留学だけでなく、専門性を身につける留学や大学院留学、ワーキングホリデーなど、社会人留学の種類もさまざまです。

しかし、社会人で留学するにはほとんどの場合で休職・退職をする必要があるため、なかなか決断できず、思いとどまっている方も多いはず。

留学を検討するなかで、以下のような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

「社会人ができる留学にはどのような種類があるの?」

「社会人留学におすすめの国は?」

「できるだけ費用の負担を抑えていきたいけど、最適な留学先はある?」

そこで本記事では、社会人留学のメリット・デメリットやおすすめの国、留学前に知っておきたい情報をまとめて紹介します。

 

社会人ができる留学の種類

留学の種類詳細
語学留学語学力(英語、中国語、フランス語など)の向上を目的とした留学
専門留学ビジネス、ITなど、専門的な知識・スキルを身につけるための留学
短期留学

1週間〜の短期で行う留学。

語学力向上や異文化交流など、目的はさまざま

大学留学・

大学院留学

海外の大学・大学院に入学し、数年在学して卒業・修了を目指す留学。

現地の学生と同様に授業や試験を受ける

ワーキング

ホリデー

18〜30歳の青年を対象にした、休暇目的で入国・就労を認める制度。

留学だけでなく、海外でアルバイトしたり、観光を楽しんだりできる

留学自体が決して珍しいものではなくなった昨今、留学の種類も豊富に存在します。

上記は、社会人で行ける留学の種類の一例です。

※参考記事:社会人が留学で使える奨学金4選!教育ローンとの違いも解説

 

社会人が留学をするなら、目的が大切

社会人の留学では、目的を明確に定めた上で留学に行くことが最も重要です。

「留学は自分探しだ!」「留学に行けば、新しい何かが得られるかもしれない」といったアバウトな目的だと、せっかくの留学でも何も得られず帰国してしまう可能性があります。

ここでは、社会人留学の目的例を紹介します。

 

英語力を伸ばす留学

留学の定番である目的は、「英語力を伸ばすこと」です。

英語を重点的に学べる授業で語学力の高められれば、その後のキャリアにつなげられるでしょう。

語学留学は「英語力を磨いて仕事の選択肢を広げたい」「海外の大学・大学院への入学を目指している」という方におすすめです

ただし、帰国後に日本での転職を控えている場合、英語力アップだけを目的とした留学には注意が必要です。

なぜなら、「英語力がある」「留学したことがある」という事実だけでは、転職の選考で評価されにくいからです。

「英語力を高めることでどう仕事に活かせるのか」を留学前から慎重に考えるべきでしょう。

 

異文化を体験する留学

異文化体験を目的とした留学もあります。

短期的に仕事の休みを取ったり、有給休暇を活用したりして、“気分転換”として留学に行く社会人も多いです

ただし、異文化体験を目的として留学をする場合は、その後の転職活動・キャリアに活かしにくいという点を覚えておきましょう。

「留学経験を日本でのキャリア・転職活動に活かしたい」と考えている場合には、さらに目的を具体的に持つことが求められます。

 

専門科目・スキルと英語を学ぶ留学

専門科目・スキルと英語を学ぶ留学は、社会人に人気です。

将来的なキャリアを意識して、よりハイレベルでビジネスに活かせる英語力を習得できます。

また、ただ英語力に磨きをかけるだけでなく、以下のような専門的な知識や能力の習得も目指せます。

独自の専門性を駆使して新たなキャリアを始めたい方や、海外の会社で働きたい方は、「専門性×英語」を学べる留学を選択するとよいでしょう。

 

・ビジネス
・IT
・医療・福祉
・ファッションなど

 

社会人が留学をするメリット

社会人が留学をするメリットは、以下3つです。

・英語力を一気に伸ばせるチャンス
・キャリアアップにつながる
・海外の文化を体験することで価値観が変わる

 

英語力を一気に伸ばせるチャンス

留学をすれば、日本にいるときと比べて「英語を使える機会」で溢れています。

留学先での授業で英語力を伸ばせることはもちろん、現地の人や周りの留学生と積極的に英語でコミュニケーションを取ることで、さらなる英語力の向上が期待できるでしょう。

現地での自分の過ごし方次第では、短期留学であっても十分英語力を伸ばすことが可能です。

 

キャリアアップにつながる

留学で身につけたスキル・経験が、その後のキャリアアップに活かせる点もメリットです。

留学で専門的なスキルやビジネスで通用する英語力を身につけられれば、その後のキャリアアップ・収入アップにもつながるでしょう。

※参考記事:社会人の留学!その後の転職(就職)はどうなる?不利なの?

 

海外の文化を体験することで価値観が変わる

海外での生活は、日本の当たり前や習慣を見直すきっかけになり、 自身の価値観がガラリと変わる可能性を秘めています。

留学先での日常生活では、現地の人や他国の留学生と交流したり、現地の生活習慣を体験したりするなかで、新たな発見の連続です。

国内ではできない体験をすることで、思いも寄らぬ選択肢・キャリアが生まれるかもしれません。

 

社会人が留学するデメリット

留学で失敗を避けるためにも、社会人留学のデメリットも把握しておきましょう。

・職務経歴書にブランクができる
・退職・休職する必要がある
・日本へ帰国する場合、転職活動をする必要がある

 

職務経歴書にブランクができる

社会人留学では、一度キャリアにブランクを空けて留学に行くことになります。

特に短期留学の場合、期待以上の語学習得・スキルアップにつながらないケースも考えられるため、「ただの休暇」と捉えられてしまう場合も

留学というブランクがあることで、その後のキャリア形成・転職活動などが困難になるケースがあることを頭に入れておきましょう。

 

退職・休職する必要がある

会社に勤める社会人は、留学へ行くにあたって退職・休職しなければなりません。

社会人留学で休職が認められる会社は少なく、長期であれば自ずと「退職」となる場合がほとんどです。

しかし、会社によっては「サバティカル休暇(一定期間勤続した従業員に対して、数ヶ月から1年程度の長期休暇を与える制度)」といった休暇を認めている場合もあるので、事前に会社の規則を確認しておきましょう。

※参考記事:社会人の留学は休職するべき?自己都合で休職して留学するのは...

 

日本へ帰国する場合、転職活動をする必要がある

留学後に日本へ帰国する場合、転職活動をしなければなりません。

「留学での経験を武器にすれば職は見つかるだろう」と考えても、場合によっては思うように進まない可能性があります。

留学は今や誰もが簡単に行けてしまうので、「留学経験がある」という価値は昔ほど高くありません

留学後の転職活動は、計画的にかつ忍耐強く取り組んでいく必要があるでしょう。

 

語学留学におすすめの国

社会人留学では「どの国に留学するのか」という観点も、留学で得られるスキルや留学先での充実度を大きく左右します。

ここでは、語学留学でおすすめの国を紹介します。

 

フィジー

語学留学でおすすめしたいのが、世界幸福度No.1と言われている「フィジー」です。

英語を公用語としているフィジーは英語習得にぴったりの環境であり、フレンドリーな現地の人々と交流するなかで英語を話す機会に溢れています。

さらに、他国と比較しても圧倒的に安い費用で留学できる点も魅力。

アメリカやイギリスと比べると、約3分の1の費用で留学することが可能です!

※参考記事:社会人の留学にかかる費用を国ごとに解説!お金がない社会人の選択肢は?

 

マルタ

地中海に浮かぶ小さな島国「マルタ」も、語学留学におすすめの国です。

ヨーロッパの雰囲気と美しい地中海を身近に感じながら留学生活を送ることができます。

また、マルタはヨーロッパのなかでは珍しい、英語を公用語としている国です。

ヨーロッパ各国から多くの留学生が英語を学ぶ目的でマルタに来ているため、ヨーロッパの留学生と交流が楽しめるでしょう。

しかし、マルタ留学は留学費用がやや高いのがデメリット。

フィジーと比べると約2倍の費用がかかり、週末などに観光をする場合はさらに予算を準備する必要があります。

 

フィリピン

フィリピンは、日本からの距離が近く、語学留学先として人気の国です。

フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンが主流ですので、担当の教員からみっちりとレッスンを受けられるでしょう。

「とにかく英語力を徹底的に伸ばしたい」という方に向いています。

ただし、貧富の差が激しいフィリピンはインフラが整っておらず、治安が悪さが目立つ地域もあるので、生活のなかでは十分に注意を払う必要があります。

 

大学・大学院留学におすすめの国

続いて、大学・大学院留学におすすめの国を紹介します。

 

アメリカ

世界経済の中心であるアメリカは、世界中の学生から人気の留学先です。

大学・大学院の課程は2,000種類以上とも言われており、世界的に見てもトップクラスの数です。

世界有数の人気を誇る大学もあれば、比較的入りやすい大学もあるため、自分が希望する専門性に合った大学を選びやすいでしょう。

 

オーストラリア

オーストラリアは、日本人留学生から人気の高い国であり、温暖な気候で過ごしやすく大自然にも恵まれています。

オーストラリアでは留学生を積極的に受け入れているので、比較的初心者でも留学に挑戦しやすいのが特徴です。

どの大学・大学院でも、管理の行き届いたレベルの高い教育が受けられるでしょう。

 

カナダ

大自然が広がる地方と、多彩な文化が融合した都市部で構成されるカナダ。

世界トップレベルの教育に定評があるカナダは、世界の大学ランキングに名を連ねるトップスクールが数多く存在します。

多様な教育内容と多彩な専門科目を用意しているので、豊富な選択肢のなかから自分に合った大学・専攻を選択できるでしょう。

 

イギリス

ヨーロッパの中心的な国であるイギリスは、世界各国から多くの優秀な学生が訪れています。

イギリスの大学はほとんどが国立で、大学の運営や教育水準を国が厳しく管理しているため、質の高い教育が受けられるのが魅力。

入学条件は高めですが、ハイレベルな専門スキルを習得したい方におすすめです。

 

フィジーで語学留学をした社会人の声

英語初心者の方が実践的に「話せる」英語力の取得に力を入れたいなら、「フィジー留学」がおすすめです。

過去にフィジーに留学した社会人も多数存在し、参加者の年齢は19〜60歳と幅広いのが特徴。

ここでは、社会人でフィジーに留学した方の声を一部紹介します。

フィジー留学では、留学生の英語レベルに合わせて、レベル1〜レベル7にクラスを分けて授業を受けます。

・最初はリスニングなど授業についていけない時期もあったが、楽しい授業を通じて徐々に慣れていき、帰国前時に自分の成長を実感できた。

 

・スピーキング授業で周りの生徒が間違えても楽しんで英語を話しているのを見て、自分も励まされながら楽しく英語を学ぶことができた。

 

・フィジーの青い空とパームツリーの下で受ける授業が最高でした。

 

・スピーチやディベートを通して英語力を高められた。

≫ 社会人のフィジー留学体験談を見てみる

 

まとめ:社会人留学で失敗しないためには「目的」が重要

社会人留学は「一度キャリアにブランクを空けてでも留学に挑戦する」という覚悟を持つ必要があります。

そのため「なんとなく留学に行く」というあいまいな目的では不十分でしょう。

「〇〇に活かせる英語力を習得するため」や「〇〇のスキルを取得するため」など、目標を明確にした上で留学に行くようにしてください。

また、「どの国に留学するのか」という点も、留学で得られるスキルや留学先での充実度を大きく左右します。

留学の渡航先を決めていない場合、短期留学でも英語力向上を期待できる「フィジー」がおすすめです

日本とは全く異なる文化を持つフィジーでは、英語力を習得するだけでなく、人間的に成長する機会も数多くあります。ぜひこれを機に、フィジー留学を検討してみてくださいね。

≫フィジー留学について詳しく見てみる

 

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