【就活向け】大学生が目標にするべきTOEICの点数は?

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【就活向け】大学生が目標にするべきTOEICの点数は?

2020〜2021年はコロナウイルスの影響もあり、将来の就職活動に不安な気持ちを持ち始めた大学生も多いのではないでしょうか?

内定を獲得する難易度も上がり、以前のように企業から容易に内定を獲得するのは、非現実的になったといえます。

内定獲得の難易度が上がったということは、自分の強みを持つことが非常に重要になってきているのです。

そのなかで、自分の英語力を証明できる「TOEICの点数」を伸ばそうと考えてる人、すでに勉強に取り組んでいる人も多いと思います。

大学生はTOEICの点数をどれくらい持っていれば良いのか?
TOEICの点数は、どれくらいあれば就職活動で有利になるのか?

今回は上記のように思っている人向けに、それぞれのレベルで目指すべきTOEICの点数や、点数を伸ばす学習方法を解説します。

 

TOEICはどんな試験?

TOEICはどんな試験?


TOEICとは、一言で表すと「英語によるコミュニケーションとビジネス能力」を測るための試験です。

また、一般的にTOEICと言われるテストは「TOEIC Listening&Reading Test」のことをいい、リーディング75分間+リスニング約45分間でテストが行われます。

 

※引用:TOEIC Programとは|【公式】TOEIC Program|IIBC

 

学生の就職活動、社会人の転職活動、海外への転勤など、さまざまな場面で英語力の目安として利用されています。

英検とは違い、10〜990点の範囲で採点されるため、合格・不合格は存在しません。

今後「初めて受ける」という大学生がいれば、まずは思い切って受けてみることをオススメします。

 

大学生のうちにTOEICの点数を伸ばすメリット

大学生のうちにTOEICの点数を伸ばすメリット

大学生のうちにTOEICの点数を伸ばしておくことで、さまざまなメリットがあることは明確です。

・就職活動で企業に英語力をアピールできる
・社会人としてキャリアが広げられる

あなたの周りの大学生で、留学に行ったり、独学でTOEICを勉強している友人や知人はいるのではないでしょうか?

大学生は社会人よりも時間に余裕があり、TOEICの点数を最大限に伸ばせるチャンスでしょう。

社会人になるとTOEICの学習に充てれる時間は少なくなるため、大学生のうちにTOEICの点数は取得しておくべきです。

 

就職活動でアピール

大学生のうちに、就職活動でアピールできる程度のTOEICの点数を取得しておけば、強力なアピール材料になることは間違いありません。

英語を使う企業はもちろん、それ以外の企業でもTOEICの点数は高評価につながるでしょう。

 1. 学生時代に勉強を頑張り、TOEIC900点を持っている人

 2. 資格をなにも持ってない人

企業の担当者は、どちらの大学生を採用したいと思うでしょうか。

もちろん人柄や相性などもありますが、TOEICの点数は高いに越したことはありません。

 

人生の選択肢が広がる

大学生のうちにTOEICで高得点を取っておけば、就職活動の時だけでなく、社会人になった後のキャリアの選択肢も広がります。

国内でのキャリアアップに限らず、海外への転勤などにもTOEICスコアは必要です。

 

TOEICをキャリアに活かす

 1. 大学生のうちにTOEICで高得点を取得
 2. 社会人になり、海外赴任が選択肢として出る
 3. 海外赴任をし、給料がUP

「国際部門への配属」「海外出張・海外赴任」の選抜には、高い英語力が求められます。

自分の英語力を証明するためにも、TOEICの点数は大学生のうちに最低限とっておきたいところです。

海外で仕事をして自分の可能性を広げたい
英語力を活かして、自分の給料を増やしたい

上記のように思っている大学生は、今のうちからTOEICで高得点を目指すとよいでしょう。

 

TOEICテスト受験者全体の平均点数

TOEICテスト受験者全体の平均点数

TOEICを受ける人の層は非常に幅広く、「大学生」「社会人」「受験者全体」などそれぞれの平均点がデータとして出ています。

まずは、TOEIC受験者全体の平均点数からみていきましょう。

※引用:TOEIC Program DATA & ANALYSIS

 

上のグラフをみると、2019年度の受験者全体の平均点数は588となっています。

2018年、2017年と共に、わずかな差しかありません。

「600点」を取得できれば、全体の平均点は上回っているといえるでしょう

今は英語が苦手な人でも、大学生のうちに真剣に勉強に取り組めれば、600点を目指すことは充分可能です。

 

大学生のTOEIC平均点数

大学生のTOEIC平均点数

大学生のTOEICの平均点数は受験者全体と比べてもほとんど変わりません。

大学生の平均点数は「574点」となり、内訳は以下のようになります。

・Listening → 315点
・Reading  → 259点

大学生のListeningの平均点数は315点となっており、Readingは259点と、55点程度の差があります。

 

※引用:TOEIC Program DATA & ANALYSIS

社会人の平均点数は612点となっているため、それに比べると38点の差があります。

 

最低600点は欲しい

大学生のTOEIC平均点数は574点であるため、在学中に最低でも600点以上は取得しておくべきでしょう。

「TOEICが何点以上なら、就職で有利になる」という明確な基準はありませんが、『600点以上』あれば履歴書に書くことでアピールになります。

(※就活生に対してTOEIC700点を求めている企業に、600点というスコアをアピールするのはオススメできません)

※引用:レベル別評価の一覧表|TOEIC Listening & Reading Test

 

※引用:レベル別評価の一覧表|TOEIC Listening & Reading Test

 

TOEIC600点のレベル感は上記のようになります。(※上がリーディング、下がリスニング)

大学生でTOEIC600点あれば、「この学生は中級レベルの英語力がある」と認めてもらえるでしょう。

 

平均点の100〜300点以上が望ましい

600点を取ることができたら、そこから更に100〜300点伸ばせるといいでしょう。

700点〜900点というスコアを取得できれば、就職活動で強くアピールすることができます。

700点以上を求める国内の企業は以下のように多いです。

・三菱自動車
・東京電力
・三菱電機・ソフトバンク
・NTT東日本
・伊藤忠商事(海外赴任)
・資生堂(海外赴任)

 

※引用:カリキュラム|フィジーで格安留学を実現 フィジー留学SPFB

 

弊社のフィジー留学では、TOEIC670点以上を狙えるコースをご用意しています。

公式受験も、フィジー現地で可能なため、「就活に向けてTOEICの点数を伸ばしたい大学生」にはおすすめのコースです。

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企業が大学生に求めるTOEICの点数

企業が大学生に求めるTOEICの点数

大学生が取るべきTOEICの点数は、企業によって異なります。

就職活動を始める前までに、自分自身が取るべきTOEICのスコアを把握しておきましょう。

ポイント

・自分が受ける企業を選ぶ
・その企業が求めるTOEICスコアを知る
・目標スコアに向けて学習をする

最終的にどの企業を受けるにしても、TOEICで高い点数を持っていれば「強力なアピール材料」になります。

 

600点〜

大学生のうちに、TOEIC600点以上を取れれば、就職活動の選択肢も広がるでしょう。

実際に600点以上のスコアを求める企業も多く、中には大手企業も含みます。

・全日本空輸

・大正製薬

・ニトリホールディングス

・日本アイ・ビー・エム株式会社

・大和ハウス工業

・日産トレーディングジャパン株式会社

・三菱ロジスネクスト

・王子製紙

・日産自動車(技術職)

・日本オラクル株式会社

誰もが聞いたことのある「日産自動車」や「大和ハウス工業」などの大手企業もTOEIC600点を求めています。

TOEIC600点があれば、就職活動の選択肢がかなり広がるといえるでしょう。

今は英語初心者の人でも、正しい方法で学習に励めば、TOEIC600点は目指せます。

 

700点〜

TOEIC700点以上があれば、就職活動の際に面接官が目を引くこともあるといえます。

600点から700点を取得するまでの壁は非常に高いですが、独学でも充分に達成できる点数でしょう

ただ、700点を目指すレベルだと、スクールや留学を視野に入れても良いと思います。

・NTT東日本

・ファーストリテイリング

・三菱電気株式会社

・伊藤忠アビエーション

・ヤマト運輸

・旭化成

・マツダ株式会社(SE)

・東京電力

・ヒューマングループ

・日本フローサーブ株式会社

700点からは「東京電力」「NTT東日本」など、規模の大きめな企業が並びます。

就職活動の時点でTOEIC700点があれば、TOEIC600点を持っている人よりもさらに人生の選択肢が広がるといえます

ただ、英語完全初心者の人がTOEIC700点を取るのは、非常に時間がかかります。

英語初心者の人が今から700点を取得するには、最低でも1年以上は見積もる必要があります。

 

800点〜

TOEIC800点となると、より一層レベルが上がってきます。

  • エントリーシートでの足切りを回避
  • 大手企業の国際部門を視野に入れられる
  • 自助努力・克己力をアピールできる

800点という点数は誰もが簡単に取れるものではなく、就職活動でも圧倒的に有利に働くでしょう。

・住友不動産

・野村不動産

・野村ホールディングス

・NTTコミュニケーションズ

・楽天

・大阪ガス株式会社

・日立製作所

・KDDI

・LG電子

・日本マクドナルド(海外赴任)

「住友不動産」「楽天」「KDDI」など、大手企業に入社するには、TOEIC800点程度の英語力は最低限になるでしょう。

上記のような大手企業を受けない場合でも、「TOEIC800」という点数があれば、就職活動での選択肢は確実に広がります。

TOEIC800点レベルとなると、留学に行くことを真剣に考えるべきでしょう。

(※国内でも不可能ではないですが、英語環境を考慮すると留学もよい選択肢です)

 

900点〜

TOEIC900点となると、「英語を英語で理解できるレベル」といえるでしょう。

TOEIC900点=ネイティブ並にペラペラ

という印象を持っている人が多いかもしれませんが、現実は違います。

リーディングとリスニングができ、スピーキングもネイティブ並にできる人はあまり多くいません。

「TOEIC900点レベルの英語力」を簡潔に表すのであれば、下記のようになります。

・リスニング力とリーディング力は実務レベル
・スピーキング力は人それぞれ

またTOEIC900点までとなると、その点数を求める企業も大幅に少なくなります。

有名な「韓国サムスン」や「パナソニック」などは、900点というスコアを求めています。

・サーチファームジャパン株式会社

・ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

・パナソニック

・韓国サムスン

TOEIC900点があれば、エントリーシート提出の時点で「英語力が問題」で足蹴りされることは無くなるでしょう。

 

大学生がTOEICの点数を伸ばす方法3選

大学生がTOEICの点数を伸ばす方法3選

大学生は時間的にも余裕があるため、TOEICの点数を伸ばす方法としては複数あるでしょう。

独学で大幅に点数を伸ばす人もいれば、留学をして別人のように点数を取得する人もいます。

・独学
・語学留学
・国内のスクール

自分に合った方法でTOEICの点数を伸ばしていくのがベストだと思います。

TOEICの点数を伸ばすには時間がかかりますが、可能な限り効率よく点数を伸ばすのをおすすめします。

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独学

独学でTOEICの点数を伸ばすのは当然可能であり、費用もかかりません。

ただ、独学のデメリットは少なからずあります。

・スコアを伸ばすのに時間がかかる
・正しい方法で学習できているか分からなくなる
・モチベーションが続かない

独学力がない人にとって、独学でTOEICの点数を伸ばすのは非常に難易度が高いでしょう。

独学であればコストは教材費くらいで済みますが、目標の点数を取得できるまで遠回りしてしまう可能性もあります。

 

語学留学

資金に余裕がある大学生は、語学留学に行くことを視野に入れてもいいでしょう。

語学留学をすることにより、TOEICのスコアが伸びるだけでなく、英語力全般の力が圧倒的に身につきます。

・毎日英語を聞くため、リスニング力が伸びる
・「英語を話す機会」が増えるため、スピーキング力が伸びる
・生の英語を知ることができる

語学留学は費用がかかる反面、得られる経験・効果は大きいでしょう。

アメリカやオーストラリアは留学費用が高いですが、弊社のフィジー留学やフィリピン留学であれば、格安で留学が可能です。

弊社のフィジー留学では、一般英語のみならずTOEICコースも受講可能です。

「初級」「中級」「上級」とクラスが分かれているため、自分のレベルに合ったコースが選べます。

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国内のスクール

日本国内にTOEIC専門のスクールは多くあります。

専門スクールに通えば、正しい方法でスコアを伸ばすことができるでしょう。

・短期間でスコアが伸ばせる
・勉強の環境が整う
・TOEICのプロからテクニックを教わることができる

一概には言えませんが、TOEIC専門スクールは上記のようなメリットがあります。

一方で、スピーキングやネイティブが使うフレーズなどは習わないため、「資格英語の点数だけが高い人」になってしまう可能性もあります。

TOEICの点数だけが高くても、実務(仕事)で使えないと、役には立ちません。

 

TOEICの点数は大学生のうちに伸ばすべき

TOEICの点数は大学生のうちに伸ばすべき

日本人のキャリアの歩み方を考えても、TOEICの点数は大学生のうちに取得しておくべきです。

メリット

・自分の希望する企業に採用される確率が上がる
・国際部門で仕事ができる可能性がある
・社会人になったあと転職をする際にも選択肢が広がる
・外資系の企業を受ける際に有利に働く場合がある

このようにメリットも多くあるため、大学生のうちに自分で目標点数を決めて取得するべきです。

「社会人になってからTOEICの勉強を始める」でも遅くはありませんが、時間的な余裕は当然なくなり、スコアも飛躍的には伸びにくいと言えます。

 

理由①:時間に余裕がある

日本の大学生は、欧米やオーストラリアなどの大学生と比べても時間的に余裕があるでしょう。

課題や試験の難易度も低いため、その余った時間で何をするかが非常に重要になります。

大学1年生の時期からTOEICの学習を始めれば、就職活動の頃には700〜900程度の点数は充分に狙えます

 

理由②:留学に行きやすい

あなたの周りの大学生でも、海外へ留学に行く学生は多いのではないでしょうか?

留学に行くことも、TOEICの点数を効率よく伸ばす方法の1つです。

今はコロナウイルスの影響で海外に行くことが難しいですが、実際にコロナ禍でも留学に行ける国はあります。

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多くの大学では留学制度があったり、制度がなくても以下のように留学へ行く人が多いです。

・春休み・夏休みを利用して短期留学
・休学をして長期で留学

大学生は留学に行けるチャンスが多くあるため、これを機にTOEICの点数も最大限に伸ばしておくといいでしょう。

 

理由③:就活でアピールできる

自分が受けてみたい企業がTOEICの点数を重要視しているのであれば、それを避けて内定を獲得するのは難しいでしょう。

TOEICの点数が足りてないと、エントリーシート提出の時点で足蹴りされることもあります。

逆にTOEICでハイスコアを持っていれば、TOEICの点数を求めていない企業に対してもアピール材料になります。

 1. 勉強熱心だと評価される
 2. 自助努力・克己力をアピールできる
 3. 定めた目標を達成できる人と評価される

このようにTOEICで高い点数を持っていれば、就職活動でも有利に働くでしょう。

 

今からTOEICの点数を伸ばすなら「フィジー留学」

弊社のフィジー留学は「大学生のうちにTOEICで高得点を取得したい!」という人にとって最適な環境です。

「もう大学3年〜4年なので、今からTOEICを勉強してもおそい...」

「もう就活目前で、TOEICの点数を伸ばす時間がない...」

と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

独学だとTOEICの点数を伸ばすには時間がかかりますが、「留学」をして環境を変えれば、短期間で点数を伸ばすことも可能です。

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格安で留学が実現

「留学に行きたいけど、費用が問題で行くことができない...」と留学を実現できない人も多いと思います。

英語が学べる国のなかでも、格安で留学に行けるところはあります。

弊社のフィジー留学は、格安で留学を実現でき、費用は期間によってはアメリカ留学の3分の1になります。

一般英語コースだけでなく「TOEICコース」もあるため、「留学をしながらTOEICの点数を伸ばしたい!」という大学生にとっては最適です。

 

現地で公開テストが受けれる

現地でTOEICの公式テストが受けれる点も、フィジー留学の1つの魅力です。

逆に、留学中に公開テストが受けれないと、以下のようメリットがあります。

 1. 留学をして、どれくらい英語力(スコア)が伸びてるか確認できない
 2. 帰国後に就活を迎えていて、余裕がない状態で就活を迎える          

アメリカやオーストラリアでもTOEICの公開テストを受験することはできますが、特定の会場に行かなければなりません。

フィジー留学では、普段の校舎内でテストを受けることができるため、自分のタイミングでTOEICを受験することができます。(※別途料金が必要)

 

まとめ:大学生のうちにTOEICで高得点を目指そう

大学生のうちにTOEICで高得点を目指そう

「TOEICの点数を求めていない企業」に就職活動をする際にも、TOEICで高得点を取った資格の実績はアピール材料になります。

一方で、TOEICの点数だけでなく、日常英会話の力もつけておくとさらに良いでしょう。

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